新刊
特集 各がん種のoncology領域や薬物療法の進歩、この5年間で何がどう変わった?
特集にあたって
掲載誌
Pharma Medica
Vol.42 No.3 5,
2025
著者名
室 圭
記事体裁
抄録
/
特集
疾患領域
癌
診療科目
腫瘍内科
媒体
Pharma Medica
この5年間、がん医療はゲノム解析と薬物療法の進歩を背景に、劇的な変化を遂げた。がん遺伝子パネル(comprehensive genomicprofiling:CGP)検査の保険診療化は、診療現場における個別化治療の実装を加速させ、各がん種で新たな治療選択肢が次々と確立された。
非小細胞肺がんでは、進行期のみならず周術期にも免疫チェックポイント阻害薬(immune checkpoint inhibitor:ICI)や分子標的薬が導入され、根治を目指す治療戦略が現実のものとなった。KRAS G12CやHER2変異など従来困難であった分子異常に対する薬剤承認も進んだ。乳がん領域では、HER2陽性からHER2-low、ultralowへの適応拡大、TROP2やAKTを標的とした抗体薬物複合体(antibody-drug conjugate:ADC)や分子標的薬が加わり、バイオマーカーを軸とした治療の細分化が加速している。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

