【特集 食道癌:疫学から治療まで】
胸部食道癌切除後の再建法
Reconstruction for esophagectomy of thoracic esophageal cancer.
掲載誌
Pharma Medica
Vol.32 No.7 37-41,
2014
著者名
宮崎達也
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田中成岳
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宗田真
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酒井真
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熊倉裕二
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本城裕章
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原圭吾
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小澤大悟
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横堀武彦
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福地稔
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桑野博行
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器
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癌
診療科目
一般外科
/
消化器内科
/
手術・救急
媒体
Pharma Medica
「はじめに」 食道癌根治術後の生活の質(quality of life; QOL)を左右する大きな課題として再建があげられる. 再建臓器として胃, 空腸, 結腸が用いられる. 通常用いられることが多いのは胃であるが, 胃切除後や胃癌合併の症例には結腸や空腸が用いられる. 本稿では胸部食道切除術後の再建法について概説する. 「I. 再建臓器」 胸部食道癌切除後の再建臓器として, 主に胃, 結腸, 小腸が用いられる. おのおのの再建臓器としての利点・欠点を表1にまとめる1). 「1. 胃を用いた再建」 血流が豊富であり拳上性が良好であること, 吻合が1ヵ所であることから, 胃は食道切除後に最も多く用いられる臓器である. 右胃大網動静脈および右胃動静脈を茎とした有茎移植術を行う1)2). 右胃大網動静脈の5cm外側にて大網を切離する. その際に左右の胃大網動静脈の連絡がない症例に対しては大網動静脈(図1)を温存するラインをとる. 連絡がない症例も胃の壁内の血流が温存されているため問題のないことが多い.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

