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【特集 食道癌:疫学から治療まで】

腫瘍マーカー・バイオマーカー

Biomarkers for esophageal carcinoma.

掲載誌
Pharma Medica Vol.32 No.7 19-22, 2014
著者名
谷島聡 / 島田英昭
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
一般外科 / 消化器内科 / 腫瘍内科 / 放射線科 / 消化器外科
媒体
Pharma Medica

「はじめに」 食道癌は, 診断された時点で進行癌であることが多く, 種々の固形腫瘍のなかでも悪性度が高い疾患である. リンパ節転移陰性の早期癌の時点で診断できるような腫瘍マーカーがあれば内視鏡治療により根治可能であり, 生活の質(quality of life; QOL)の観点からも予後の観点からも望ましい. また, 進行癌は集学的治療の対象となるが, 治療効果の予測や治療経過中のモニタリングに有用な腫瘍マーカーがあれば, 診療上の利益が高い. したがって, 食道癌の腫瘍マーカーとして期待される機能としては, (1)早期癌の段階から陽性となる, (2)化学療法や放射線療法の効果を予測できる, (3)表在癌におけるリンパ節転移を予測できる, (4)治療効果や再発の有無などをモニタリングできる, などの点があげられる. われわれは, 治療前後で評価できること, 数値化可能で客観性があること, 簡便かつ低コストであることなどの特長を有することから, 血液腫瘍マーカーの研究開発を行ってきた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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