【特集 アルツハイマー病の画像診断】
機能的MRIと拡散強調MRI
Functional MRI and diffusion-weighted MRI in Alzheimer's disease.
掲載誌
Pharma Medica
Vol.32 No.1 23-27,
2014
著者名
麻生俊彦
/
福山秀直
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
診療科目
一般内科
/
脳神経外科
/
神経内科
/
老年科
/
放射線科
/
精神科
媒体
Pharma Medica
「はじめに」機能的MRI(functional MRI; fMRI)と拡散強調MRI[diffusion-weighted MRI (DWI)]は現在のところアルツハイマー病(Alzheimer's disease; AD)の診断に利用されてはいないが, 脳の萎縮などが通常のMRIによって見いだされるよりも前, より初期の変化を捉えるべく研究が行われている. 特に, ADの病理が10年単位の長い年月をかけて進行するとの知見から, より早期の治療開始を可能とする「発症予測」を目指した縦断的研究が進行中である. これまでにも患者群と健常群で差が出たとの報告は多いが, 検査としての感度や特異度となると十分なものはない. しかし, ひとたび有用なバイオマーカーが見いだされれば, 侵襲性の低いMRIでは検診も可能であり, ちょうど循環器疾患を予防するためにコレステロールや血糖値を測定するようにリスク管理を行える.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

