【特集 アルツハイマー病の画像診断】
MRIによるアルツハイマー病の診断
Role of MRI in the diagnosis of Alzheimer's disease.
掲載誌
Pharma Medica
Vol.32 No.1 13-17,
2014
著者名
櫻井圭太
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德丸阿耶
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長谷部伸
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伊藤公輝
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
診療科目
一般内科
/
脳神経外科
/
神経内科
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老年科
/
放射線科
/
精神科
媒体
Pharma Medica
「はじめに」アルツハイマー病(Alzheimer's disease; AD)は変性認知症のなかで最も代表的な疾患であり, わが国では脳血管性認知症の減少に伴い, 認知症で最多の疾患となっている. 近年, ADの治療薬が開発されたことにより, 他疾患との鑑別が必要とされている. しかしながら, ADの鑑別となる認知症性疾患としてはレビー小体型認知症, 前頭側頭型変性症や高齢者タウオパチーなど変性疾患に加え, さらには脳血管性認知症, 正常圧水頭症などと多彩であり, ときに診断に苦慮することがある. 2011年4月, National Institute on Aging/Alzheimer's AssociationグループからADの新診断基準が提案された1). この新診断基準への移行の背景にあるのは, アミロイドPETやMRIを含めたバイオマーカー研究の成果に基づくAD病態の推定である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

