【特集 肝炎薬物治療update】
非アルコール性脂肪肝炎(NASH) わが国におけるNAFLD・NASHの現状
State of NAFLD and NASH in Japan.
掲載誌
Pharma Medica
Vol.31 No.12 63-67,
2013
著者名
徳重克年
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌
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糖尿病
/
消化器
診療科目
一般内科
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循環器内科
/
消化器内科
/
腎臓内科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
老年科
媒体
Pharma Medica
[はじめに] 近年, 生活習慣の欧米化に伴い, 肥満やさまざまな生活習慣病が増加している. 厚生労働省は, 2001年に21世紀における国民健康づくり運動"健康日本21"において, 生活習慣や生活習慣病の9分野について対策と目標を示して, 生活習慣病の改善に力を入れている. 非アルコール性脂肪性肝疾患(non-alcoholic fatty liver diseases; NAFLD), 非アルコール性脂肪肝炎(non-alcoholic steatohepatitis; NASH)は, メタボリックシンドロームの肝病変として考えられ注目されている. 本稿ではわが国におけるNASH/NAFLDの現状について概説する. [I. NASH/NAFLDの動向, 疫学] 近年の肝疾患の動向であるが, わが国においては, 1980年代後半からB型肝炎ウイルスワクチンの導入により母子感染の減少, 1991年から輸血におけるC型肝炎ウイルスのスクリーニングが行われるようになり, 新たに発症するウイルス肝炎による肝疾患は減少している.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

