【特集 肝炎薬物治療update】
C型肝炎 日本肝臓学会C型肝炎治療ガイドライン解説
JSH guidelines for the management of hepatitis C virus infection.
掲載誌
Pharma Medica
Vol.31 No.12 15-19,
2013
著者名
田中篤
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器
/
感染症
/
癌
診療科目
一般内科
/
消化器内科
/
腫瘍内科
/
老年科
/
消化器外科
媒体
Pharma Medica
[はじめに] 日本肝臓学会では2011年のプロテアーゼ阻害薬・テラプレビル(TVR)の発売に伴い, 2011年11月に肝炎診療ガイドライン作成委員会を立ち上げ, 肝炎治療ガイドラインの作成を行っている. まず2012年5月に「C型肝炎治療ガイドライン(第1版)」を作成し, 肝臓学会和文誌である「肝臓」上で発表する1)とともに, 2012年には英語版を公表した2). その後2013年8月に改訂第1.1版を作成し, 2013年11月には第2世代プロテアーゼ阻害薬のシメプレビル(SMV)の登場に伴ってgenotype 1型・高ウイルス症例に対する治療推奨を大きく変更し, 第2版を公表した3). 本稿では日本肝臓学会C型肝炎治療ガイドライン(以下, 本ガイドライン)第1版作成・改訂の経緯に触れながら, 主に第2版の内容について概説する. [I. 治療適応の決定] わが国のC型肝炎患者は徐々に高齢化しており, 発癌のリスクが大きいとされる65歳4)を超える症例が多数を占める.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

