【特集 黄斑疾患診療の最前線】
黄斑疾患の治療 加齢黄斑変性に対する抗VEGF薬
掲載誌
Pharma Medica
Vol.31 No.7 53-58,
2013
著者名
安川力
記事体裁
抄録
疾患領域
眼疾患
診療科目
眼科
媒体
Pharma Medica
[はじめに] 滲出型加齢黄斑変性(age-related macular degeneration; AMD)の現在の治療は, 抗血管内皮増殖因子(vascular endothelial growth factor; VEGF)薬の硝子体内注射と光線力学療法(photodynamic therapy; PDT)が2本柱となっている. 抗VEGF薬硝子体内注射は, ペガプタニブに続いて, ラニビズマブが2009年に国内でも認可され, 合併症がまれなこともあり, PDTに比べ視力良好例に対しても使用しやすく, 第1選択とされることが多い. 2012年末には新しくアフリベルセプトも認可され, ラニビズマブに抵抗する症例でも有効な場合が多く, 薬価も少し下がり, 投与回数も少なくなりそうで期待されている. 今後はアフリベルセプトを中心に抗VEGF薬による治療が第1選択で評価されるであろう. しかしながら, ラニビズマブが認可されて4年が経過し, 抗VEGF薬の問題点も浮き彫りになってきている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

