【特集 IBD診療の現在】
妊娠・出産と炎症性腸疾患
掲載誌
Pharma Medica
Vol.30 No.9 47-50,
2012
著者名
穂苅量太
/
渡邊知佳子
/
髙本俊介
/
三浦総一郎
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器
/
アレルギー・免疫
診療科目
産婦人科
/
消化器内科
媒体
Pharma Medica
「はじめに」潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis; UC)・クローン病(Crohn's disease; CD)の発症年齢のピークは10~20歳代と若く, これはまさに結婚適齢期を迎える世代にあたる. 妊娠・出産・育児は女性にとって特別なことであり, それがUC・CDをもつ女性にとってはなおさらである. しかし, 近年の治療法の進歩は目覚ましく, 妊娠・出産を成功させることがほとんどの場合で可能である. また, 海外からのデータが大部分ではあるものの, UC・CD患者の妊娠・出産転帰に関する情報も増加してきた. その情報を伝え, 不必要な心配を患者から取り除くことが主治医に求められている. 炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease; IBD)合併妊娠の指針はガイドラインも出ており, 参考にされることをお勧めする1)-3). 「I. IBDと妊孕性」国内外からの報告から, IBD女性の不妊リスクは寛解期であれば一般人口と変わらないといわれている4).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

