はじめに
膵臓移植は1型糖尿病に対する根治療法として1966年に世界で初めて実施された1)。世界では2010年末までに37,105例の臨床例があり2),治療法として確立している。1984年にわが国初の脳死膵臓移植(膵・腎同時移植)が施行されたが3),脳死問題が社会的問題となり,その後中断された。1997年臓器移植法施行後,2000年脳死膵臓移植が再開された4)。しかし臓器移植法施行後もわが国の脳死臓器提供数は少なく,脳死膵臓移植は年間数例が行われるに過ぎなかった。レシピエントの待機中死亡例も増加し,筆者らは2004年1月7日にわが国初の生体膵臓移植を実施し5),現在までにわが国で25例が実施されている。
全文記事
臓器移植をめぐる最近の話題;臓器移植法改正後の展開
膵・膵島移植の今後の展開
掲載誌
Pharma Medica
Vol.29 No.11 51-54,
2011
著者名
剣持 敬
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
消化器
/
その他
診療科目
消化器内科
/
消化器外科
/
その他
媒体
Pharma Medica
Key Words
膵臓移植
/
膵島移植
/
臓器移植法
/
脳死ドナー
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

