全文記事
小児の精神疾患;ADHDを中心に
特別支援教育とADHD
掲載誌
Pharma Medica
Vol.28 No.11 45-48,
2010
著者名
柘植雅義
/
尾崎朱
/
田中淳司
/
名村美保
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
精神疾患
/
小児疾患
診療科目
神経内科
/
小児科
/
心療内科
/
精神科
媒体
Pharma Medica
「I. 特別支援教育の概要」特別支援教育とは, 「従来の特殊教育の対象の障害だけでなく, LD(学習障害), ADHD(注意欠陥/多動性障害), 高機能自閉症を含めて障害のある児童生徒の自立や社会参加に向けて, その一人一人の教育的ニーズを把握して, その持てる力を高め, 生活や学習上の困難を改善又は克服するために, 適切な教育や指導を通じて必要な支援を行うもの」である[文部科学省が設置した調査研究協力者会議の最終報告(2003年3月)]. つまり, 従来の特殊教育が, 障害の種類や程度に特に注目してきたのに対して, 新たな特別支援教育では, 1人ひとりの教育的ニーズに注目する. 特別支援教育を推進するための支援システムの構築と機能化が全国の学校で求められている(文部科学省のガイドライン). たとえば, 特別支援教育コーディネーターの指名, 特別支援教育に関する校内委員会の設置と運用, 「個別の指導計画」と「個別の教育支援計画」の作成と活用, 専門家による巡回相談, 専門家チームによる判断と専門的意見の提示などである.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

