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小児の精神疾患;ADHDを中心に
ADHDの薬物療法
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- 掲載誌
- Pharma Medica Vol.28 No.11 29-32, 2010
- 著者名
- 宮島祐 / 石田悠
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 精神疾患 / 神経疾患 / 小児疾患
- 診療科目
- 神経内科 / 小児科 / 心療内科 / 精神科
- 媒体
- Pharma Medica
「はじめに」発達障害の薬物治療を行ううえで医療者は, 第1に発達障害自体を直接治癒させる薬物はないことを理解していなくてはならない. 発達障害に対する薬物治療は発達障害の特徴として存在する問題点(問題症状)を軽減する目的, すなわち対症療法的と位置づけ, 治療を受ける保護者および理解できる年齢(主に小学校高学年以上)になった本人にも前もって伝えることが重要である. 発達障害に対して, まず行うべきことは広い意味での環境調整である. すなわち子どもの育っている環境(家庭や学校)が落ち着いているか, 子どもの特性を理解した課題の質と量があっているか, その課題を伝える方法は適切かどうか, 子どもに関わる保護者や教師などとの良好な関係・信頼関係は構築されているか, など子どもの示す問題行動と関係すると思われる要因を調整していくことが, 最も大事な基本となる. しかし環境調整のみでは問題の解決が困難で, 子どもにとって不利益が生じている場合には, 適切な薬物療法が必要となる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
