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小児の精神疾患;ADHDを中心に

ADHD臨床の概要


掲載誌
Pharma Medica Vol.28 No.11 9-12, 2010
著者名
宮本信也
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
精神疾患 / 神経疾患 / 小児疾患
診療科目
神経内科 / 小児科 / 心療内科 / 精神科
媒体
Pharma Medica

「I. ADHDとは」ADHD(Attention-deficit/Hyperactivity Disorder)は, 精神年齢に比して不適当な注意力障害, 衝動性, 多動性を示す行動障害である. 訳語としては, これまで「注意欠陥・多動性障害」が使われてきたが, 日本精神神経学会は, 「欠陥」の表現がマイナスのイメージが強く適切ではないとして, 2008年に訳語を注意欠如・多動性障害と改めている. しかし, わか国の法律では「注意欠陥」の用語が用いられていることもあり, 現時点では, 2つの訳語が混在しているのが現状である. 一方, 略語のADHDがわが国でも広く使われるようになってきており, 本特集でもADHDを主に用いることとする. ADHD同様の症状を示す子ども達は, 以前は, 微細脳機能障害(Minimal Brain Dysfunction;MBD)と呼ばれてきた. 微細脳機能障害とは, 知能障害や明らかな脳障害が証明されないにもかかわらず, 脳障害児と同様の行動・認知面の特徴を示す子どもの総称である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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