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悪性リンパ腫・多発性骨髄腫診療のBreakthrough
非ホジキンリンパ腫に対するCHOP,R-CHOP以外の化学療法 NK/T細胞リンパ腫の治療
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- 掲載誌
- Pharma Medica Vol.28 No.9 27-31, 2010
- 著者名
- 山口素子
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 血液 / 癌
- 診療科目
- 一般内科 / 血液内科 / 老年科 / 小児科 / 放射線科
- 媒体
- Pharma Medica
「はじめに」NK/T細胞リンパ腫はCHOP療法の有効性が小さく, かつては代表的な難治性リンパ腫の1つであった. ここ約10年の間に疾患概念の確立, 詳細な病態の解明, 国内および東アジア多国間前向き臨床試験の遂行により, 続々と画期的な治療法が開発されつつある. 本稿では鼻咽頭原発限局期と進行期・再発・難治例とに分けてNK/T細胞リンパ腫の新しい治療法について解説する. 「I. 限局期鼻NK/T細胞リンパ腫の治療」[1. 新規治療開発の背景] 限局期鼻NK/T細胞リンパ腫においてはaggressive lymphomaの標準治療であるCHOP療法の治療成績は不良であり1), これは腫瘍細胞に多剤耐性(multi-drug resistance;MDR)に関与するP糖蛋白が高率に発現していることが原因の1つと考えられている2). 放射線治療は比較的高い完全奏効(complete response;CR)割合(65%)が得られるものの再発が多く3), 治癒指向性治療としては不十分である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
