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アルツハイマー病の新たな展開

BPSDの病態と治療


掲載誌
Pharma Medica Vol.28 No.7 45-50, 2010
著者名
永田智行 / 品川俊一郎
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
精神疾患 / 神経疾患
診療科目
一般内科 / 脳神経外科 / 神経内科 / 老年科 / 精神科
媒体
Pharma Medica

「はじめに」アルツハイマー病(Alzheimer's disease;AD)患者においては, 中核症状といわれる記憶障害や視空間認知機能低下, 遂行機能低下といった認知機能障害に加え, 症状の経過に伴い妄想的観念, 幻覚, 異常行動, 興奮・攻撃性, 抑うつ, アパシー, 不安, 睡眠障害などの行動・心理学的症状が出現する1)-3). このような行動・心理に関する症状は, 以前は周辺症状や随伴症状と呼ばれてきたが, Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia(BPSD)と呼ぶことが提唱され, 現在では定着しつつある4). このBPSDはAD患者に広く認められ, わが国における地域住民を対象とした包括的な精神症状評価尺度であるneuropsychiatric inventory(NPI)を使用したBPSDの検討では, AD患者において90.5%と高頻度に何らかのBPSDが認められた5).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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