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関節リウマチ治療の最前線;現状と展望

新しい薬物治療の将来展望 Jak阻害薬


掲載誌
Pharma Medica Vol.28 No.3 63-66, 2010
著者名
山岡邦宏 / 齋藤 和義 / 田中 良哉
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
膠原病・リウマチ性疾患疫 / 骨・関節
診療科目
一般内科 / 整形外科 / リウマチ科 / 老年科
媒体
Pharma Medica

「はじめに」関節リウマチ(RA)では原因不明の増殖性滑膜炎が惹起され, IL-1, IL-6やTNFに代表される炎症性サイトカインが関節局所において多量に産生され, これらサイトカインを直接阻害する生物学的製剤が高い治療効果を示し, パラダイムシフトをもたらした. しかし, 寛解導入率は3~5割にすぎず, 投与経路の問題や経済的負担から, 生物学的製剤に劣らない経口投与可能でかつ安価な抗リウマチ薬の開発が待ち望まれている. そんななか, 経口投与可能で, 半減期が短く, 生物学的製剤よりも安価であることが期待される低分子化合物が注目されている. 最近, RAを対象としたチロシンキナーゼ阻害薬の臨床試験が行われ, 今までの経口内服薬ではみられなかった早期の効果と少ない副作用が明らかとなっている. 特に, サイトカインがその生物学的活性を発揮するために必須のチロシンキナーゼであるJanus kinase(Jak)を標的としたCP690, 550が高い効果を示している.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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