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CKDをめぐる新たなる展開
腎とレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系/高血圧
掲載誌
Pharma Medica
Vol.28 No.2 29-33,
2010
著者名
西山 成
/
中野 大介
/
人見浩史
記事体裁
特集
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全文記事
疾患領域
高血圧
/
腎臓
診療科目
一般内科
/
循環器内科
/
腎臓内科
/
泌尿器科
/
老年科
媒体
Pharma Medica
「はじめに」多くの大規模臨床試験により, 降圧薬による血圧の厳格なコントロールが慢性腎臓病(CKD)の進展を抑制することが証明されている. さらに, CKD患者に対して, レニン・アンジオテンシン系(RAS)を阻害する降圧薬であるアンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEI)やアンジオテンシンII AT1受容体拮抗薬(ARB)を使用すると, 他の種類の降圧薬と比較して腎機能の低下速度を遅らせる, または蛋白尿を減少させることが証明されている. このような臨床エビデンスにより, JSH2009ではCKD合併高血圧患者に対してRAS阻害薬を第1選択薬として, 厳格に血圧をコントロールすることが推奨されている. 降圧目標は, 130/80mmHg未満とされ, 尿蛋白が1g/日以上であれば125/75mmHg未満である. 一方, ACEIやARBでは十分に蛋白尿が減少しない症例に対して, アルドステロンのミネラロコルチコイド受容体(MR)拮抗薬が著効する報告も多く, 高カリウム血症に注意しながら投与するケースが増えている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

