全文記事
CKDをめぐる新たなる展開
CKDの概念と意義
掲載誌
Pharma Medica
Vol.28 No.2 15-18,
2010
著者名
菊本陽子
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杉山 斉
記事体裁
特集
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全文記事
疾患領域
循環器
/
高血圧
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糖尿病
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腎臓
/
脳血管障害
診療科目
一般内科
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循環器内科
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腎臓内科
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糖尿病・代謝・内分泌科
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泌尿器科
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神経内科
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老年科
/
小児科
媒体
Pharma Medica
「はじめに」わが国の慢性腎臓病(CKD;chronic kidney disease)患者は約1,330万人, 成人の8人に1人と推定され, ごく一般的な病気であると考えられるようになってきた. 2008年末の日本の慢性維持透析患者は282,622人で1年間に約7,500人増加し, 新規透析導入患者は37,671人で増加傾向が持続している1). CKDは透析の予備群であるだけでなく, 心筋梗塞や脳卒中などの心血管病(CVD;cardiovascular disease)を発症しやすく生命予後にも大きな影響を及ぼすことが明らかとなり, 腎臓病の早期発見と対策が急務となっている. 「I. CKDの概念」「1. CKDの概念と歴史」CKDの概念は2002年に米国腎臓財団(NKF;National Kidney Foundation)により設立されたKidney Disease Outcomes Quality Initiative(K/DOQI)にてはじめて提唱され2), その後数年でヨーロッパやアジア諸国へと急速に広まった.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

