全文記事
皮膚アレルギー疾患を網羅する
納豆アレルギー
掲載誌
Pharma Medica
Vol.27 No.12 31-34,
2009
著者名
松倉節子
/
猪又直子
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池澤善郎
記事体裁
特集
/
症例
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全文記事
疾患領域
アレルギー・免疫
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皮膚疾患
診療科目
一般内科
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アレルギー科
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皮膚科
/
老年科
/
小児科
媒体
Pharma Medica
「はじめに」納豆は日本の伝統的な大豆発酵食品である. ゆで大豆を藁に包み, Bachilus subtilis nattoと呼ばれる枯草菌を利用し古くから作られてきた保存食である. 近年の健康食品ブームにより, 納豆の抗酸化作用, 血圧降下作用, 抗血栓作用, 骨粗鬆症の防止効果などが注目され, さまざまなブランドの納豆が販売されている. また発酵食品であるために大豆本来の蛋白は分解されるので, 大豆アレルギーを有する者でも食べられることが多いと一般的にはいわれている. ところが近年, その納豆による遅発性アナフィラキシー反応が相次いで報告されるようになり注目を浴びている. 本来アナフィラキシーとは, 原因食物または薬物などを摂取して通常は30分から2時間以内の間に起こる重症の即時型のアレルギー反応である. ときにこの即時相の反応に引き続いて数時間後に遅発相の反応が誘発されることは, 喘息における吸入誘発試験の早発性喘息発作に続いて起こる遅発性の喘息発作や, 即時型の皮内試験における早発性反応に続いて起こる遅発性反応として知られている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

