全文記事
皮膚アレルギー疾患を網羅する
薬疹
掲載誌
Pharma Medica
Vol.27 No.12 23-26,
2009
著者名
鳥居 秀嗣
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
アレルギー・免疫
/
皮膚疾患
診療科目
一般内科
/
アレルギー科
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皮膚科
/
老年科
/
手術・救急
/
小児科
媒体
Pharma Medica
「はじめに」薬疹とは特定の薬剤の投与により誘発された皮疹と定義される1)が, 通常投与開始からある程度の日数を経た後に発症するので, 皮疹と薬剤との因果関係を明らかにすることは必ずしも容易ではなく, 実際にはある程度これまでに蓄積された報告や経験を元にまず被疑薬の候補があげられ, そのうえで, これら薬剤の中止あるいは変更後の経過に基づいて確定診断されることが多い. パッチテストやプリックテストなどの皮膚テストや薬剤リンパ球刺激試験(Drug Lymphocyte Stimulation Test;DLST)をはじめとする血液検査の結果は参考程度とする. 内服試験は最も確実な最終診断法ではあるが, アナフィラキシーの危険性もあるので, 必要性が高い場合に限って施行される. またこの際も原則入院管理のうえ, 慎重にごく少量から開始する. 薬疹は通常, 播種状紅斑丘疹型や多型紅斑型など, その臨床病型から分類されることが多い1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

