全文記事
皮膚アレルギー疾患を網羅する
アトピー性皮膚炎
掲載誌
Pharma Medica
Vol.27 No.12 19-22,
2009
著者名
佐伯 秀久
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
アレルギー・免疫
/
皮膚疾患
診療科目
一般内科
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アレルギー科
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皮膚科
/
老年科
/
小児科
媒体
Pharma Medica
「はじめに」アトピー性皮膚炎(atopic dermatitis;AD)は湿疹・皮膚炎群に属する代表的な皮膚アレルギー疾患であり, 頻度が高く日常臨床でも遭遇する機会が多い. 本稿ではADの診断・治療に関する基本的知識について, 最近の知見も交えながら概説する. 「I. 診断」「1. 診断基準」ADの診断基準としては1980年に作成されたHanifin & Rajkaの診断基準が世界的に用いられている1). わが国では日本皮膚科学会からその診断基準が提示され, 広く受け入れられている2). 表1に日本皮膚科学会によるADの定義・診断基準を示す. (1)掻痒, (2)特徴的皮疹と分布, (3)慢性・反復性経過の3項目すべてを満たすものを, 症状の軽重を問わずADと診断する. また, 診断の参考項目としては, 家族歴(気管支喘息, アレルギー性鼻炎・結膜炎, AD), 合併症(気管支喘息, アレルギー性鼻炎・結膜炎), 毛孔一致性丘疹による鳥肌様皮膚, 血清IgE値の上昇などが記載されている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

