全文記事
皮膚アレルギー疾患を網羅する
接触皮膚炎
掲載誌
Pharma Medica
Vol.27 No.12 9-13,
2009
著者名
鷲崎久美子
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
アレルギー・免疫
/
皮膚疾患
診療科目
一般内科
/
アレルギー科
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皮膚科
/
老年科
/
小児科
媒体
Pharma Medica
「はじめに」接触皮膚炎は, 外来の刺激物質や抗原(ハプテン)が皮膚に接触することにより発症する湿疹性の炎症反応を指す. 詳細な問診とパッチテストにより原因を確定し, 除去することが重要である. 「I. 接触皮膚炎の分類1)」アレルギー性接触皮膚炎と刺激性接触皮膚炎, 光の関与する光アレルギー性接触皮膚炎, 光毒性皮膚炎, 全身接触皮膚炎・接触皮膚炎症候群, 接触蕁麻疹に分類される. 「II. 接触皮膚炎の機序」「1. 刺激性接触皮膚炎」皮膚に接触した刺激物質がバリアを通過し角化細胞を刺激しサイトカイン, ケモカインの産生, 放出が起こり, これらサイトカイン, ケモカインが皮膚局所に炎症反応を引き起こすと考えられている. 「2. アレルギー性接触皮膚炎」分子量1,000以下の低分子化学物質(ハプテン)が感作物質となり, 抗原提示細胞の遊走により感作が成立し, その後再度同様の物質が皮膚に付着したときに表皮細胞より種々のサイトカインが放出され, 惹起反応を導くことで発症する2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

