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糖尿病のプライマリケア・マニュアル

食事療法の実際


掲載誌
Pharma Medica Vol.27 No.6 21-25, 2009
著者名
幣憲一郎
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
高血圧 / 代謝・内分泌 / 糖尿病 / 腎臓 / 栄養管理
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
媒体
Pharma Medica

「はじめに」日本における糖尿病患者数の増加は大きな問題となり, 1997年には690万人であったものが, 2006年には820万人, 2010年には1,000万人超になると推計されている. 特に日本における糖尿病患者の特徴としては, 約90%が2型糖尿病であり, これまでの食生活の変化(脂質の過剰摂取)(図1)や運動不足など生活習慣の問題がバックグラウンドにあることが指摘されている1). そこで, これまでの2型糖尿病患者への栄養指導では, 「エネルギー管理」を中心に「栄養成分のバランス」などについての観点からの栄養教育が基本となっていたが, 糖尿病に関連する種々合併症などのリスクを考えた場合(図2), エネルギー管理だけではなく, 糖尿病罹病早期からの血糖管理の重要性が明らかとなり, 栄養指導にも血糖管理の視点を導入することが求められている. 「I. 糖尿病の食事療法の基本的な考え方2)」食事療法は, すべての糖尿病患者において治療の根幹とされ, 食事療法(摂取エネルギー制限)の実践は, 体重減少とは独立して空腹時血糖値やインスリン感受性を改善し, 糖尿病合併症のリスクを低下させることが明らかとなっている3).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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