全文記事
生殖医療最前線
高齢不妊女性の治療
掲載誌
Pharma Medica
Vol.27 No.5 17-19,
2009
著者名
齊藤 英和
/
齊藤隆和
/
堀川隆
/
伊藤めぐむ
/
久須美 真紀
/
加藤有美
/
和田みどり
/
中山春香
/
高橋祐司
記事体裁
特集
/
症例
/
全文記事
疾患領域
代謝・内分泌
診療科目
産婦人科
媒体
Pharma Medica
「はじめに」近年, ライフスタイルの変化により晩婚化が進み, さらに, 分娩する年齢も高齢化している. しかし, 生殖医療においては, 女性の年齢はそれ自体, 妊娠・分娩に大きな影響を与える要因である. この加齢が原因で不妊となる女性の増加に対して, 加齢が引き起こす不妊原因を検査する検査法の確立やその治療法の開発の必要性が増加している. 本稿では, 生殖医療における高齢不妊女性について考察する. 「I. 挙児を希望する年齢の変化」近年, 高学歴志向や男女雇用機会均等法により, 仕事を長期に継続する女性が多くなり, 結婚年齢が高くなり, 分娩・育児に関するサポートのある環境が十分に整備されていないことも一因で, 晩婚化・晩産化が進んでいる. この影響で, 不妊診療においても受診患者の高齢化につながり, 不妊治療に重大な影響を及ぼしている. 図1は1950年からの年次別の全初婚妻に占める35歳以上の妻の割合であるが, 1950年では1.2%しかなかったものが, 男女雇用機会均等法以後徐々に増加し, 2000年には4.5%となり, 最近はその増加も急速となり, 2006年には8.3%とさらに急速に増加している.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

