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エイズの現状;社会的影響への考察も含めて
HIVワクチンの現状と課題
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- 掲載誌
- Pharma Medica Vol.27 No.4 19-23, 2009
- 著者名
- 上野貴将
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 感染症
- 診療科目
- 一般内科 / 呼吸器内科 / 産婦人科 / 皮膚科 / 泌尿器科 / 神経内科 / 血液内科 / 老年科 / 小児科
- 媒体
- Pharma Medica
「はじめに」 1983年にHIV-1がエイズの原因ウイルスとして報告されて以来25年以上経過した. HIVワクチンの研究開発はすぐに開始され, その翌年にはHIVワクチンは2年以内に開発されるだろうという展望が報告された. しかしながら, 今日に至ってもいまだHIVワクチンは完成していない. 2007年9月には, アデノウイルスベクターを用いたHIVワクチンの大規模臨床試験(STEP試験またはHIV Vaccine Trials Network 502)が, 効果が見込めないことと, 予期しない安全性への憂慮から初期の段階で中断された1)-4). 具体的に浮き彫りになってきたHIVワクチンに向けた課題は, 非常に大きく, 多岐にわたり, 乗り越えるのは容易ではなさそうにみえる. 実際, 本特集の企画テーマに取り組むに当たって, 「HIVワクチンはできるのか」という仮題をいただいた. この仮題が示しているように, 多くの人がHIVワクチンの可能性に危惧を抱いている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
