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乳癌診療の最新情報
画像診断の進歩
掲載誌
Pharma Medica
Vol.27 No.2 15-19,
2009
著者名
植松孝悦
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
癌
診療科目
一般外科
/
産婦人科
/
腫瘍内科
/
放射線科
媒体
Pharma Medica
「はじめに」近年, 乳癌診療における画像診断の進歩は著しく, 目を見張るものがある. コンピュータの性能の向上に伴って画像診断機器の性能も毎年のように進化を続けている. 乳癌検診においてはマンモグラフィ(MMG)が乳癌死亡率減少をもたらすエビデンスが確立された唯一の乳腺画像診断のモダリティであるが, MMGも長い間使用されてきた従来のスクリーン・フィルムMMGから最新のテクノロジーを集結したデジタルMMGとモニタ(ソフトコピー)診断に最近は移行しつつある. 超音波検査(US)は日本では古くから乳腺の日常診療に使用されてきたモダリティであるが, 近年はデジタル化が進み高分解能の乳腺エコー像が簡単に得られるようになった. さらに乳房組織や病変の弾性(硬さ)をカラー化した乳腺エコー像をリアルタイムに表示できるUSエラストグラフィも最近登場した. 乳腺MRI検査は乳房温存術前の局所病期診断(広がり診断)には必須となり, 拡散強調画像もMRI検査のルーチンとなりつつある.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

