皮膚科外来における診断での臨床決断をテーマに,達人がなすべき「次の一手」,その解説,最終診断への「決め手」を見開き簡潔に掲載。
/1.聞き手の手指腹にまったく症状がなく,手背のみの湿疹なので接触皮膚炎が考えられるが,本人もまったく思い当たるものがない。臨床診断への次の一手は?
顔面の湿疹
/2.鼻尖部や髪際部をのぞく顔面一面の湿疹だが,本人は化粧品も洗顔料も変更していないし,ほかに外用しているものもないという。臨床診断への次の一手は?
乳児湿疹
/3.生後4ヶ月の乳児の顔面を中心とした湿潤傾向の強い湿疹が1ヶ月ほど続く。小児科では「アトピー性皮膚炎」と診断された。アトピーとすべきか,乳児湿疹として経過をみるべきか?臨床診断の一手は?
その他の項目
・異汗性湿疹
・陰嚢のかゆみ
・Netherton症候群
・アトピー性皮膚炎
・脂漏性皮膚炎
・遠心性丘疹性紅斑
・肉芽腫性眼瞼炎
・蚊アレルギー
・シックハウス症候群
・寒冷蕁麻疹
・慢性蕁麻疹
・遷延する蕁麻疹
・ラテックスアレルギー
・慢性痒疹
・色素性痒疹
・ashy dermatosis
・紅皮症
・多形滲出性紅斑
・結節性紅斑
・スウィート病
・環状紅斑
・新生児中毒性紅斑
・乳児肢端膿疱症
・アナフィラクトイド紫斑
・老人性紫斑
・慢性色素性紫斑
・網状皮斑
・薬疹
・固定薬疹
・足趾潰瘍
・糖尿病性皮膚潰瘍
・褥瘡
・DLE
・蝶形紅斑
・シェーグレン症候群
・レイノー症状
・抗核抗体陽性
・皮膚筋炎
・凍瘡
・爪上皮出血点
・不明熱
・尋常性乾癬
・ジベルバラ色粃糠疹
・円形脱毛症
・女性の壮年性脱毛症
・大学生の壮年性脱毛症
・爪の点状陥凹
・頬部粘膜白斑
・両側性遅発性太田母斑様色素斑
・下眼瞼の皮膚常色丘疹・結節
・殿部の小水疱
・帯状疱疹後神経痛
・突発性発疹
・修飾麻疹
・伝染性紅斑
・尋常性疣贅
・コンジローマ
・包皮炎
・肛囲溶連菌性皮膚炎
・伝染性膿痂疹
・蜂窩織炎
・丹毒
・壊死性筋膜炎
・外歯瘻
・再発性多発性軟骨炎
・酒さ
・ステロイドざ瘡
・イヌ咬傷
・伝染性軟属腫
・レックリングハウゼン病
・角化型足白癬
・爪白癬
・癜風
・爪甲色素線条
・爪変形
・白斑
・腋臭症
・掌蹠多汗症
・アミロイドーシス
・疥癬
・ライム病
・ツツガムシ病
・サンゴ皮膚炎
・微小血栓
・ケラトアカントーマ
・水泡症
・後天性表皮水泡症
・サルコイドーシス
・ハンセン病
・自傷性皮膚炎
・小児虐待
・ムチン沈着症