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脳血管障害とアンチエイジング

第2回 認知機能障害

山口修平

Anti-aging Science Vol.2 No.1, 79-83, 2010

脳血管障害に伴う認知症は血管性認知症と分類されるが, アルツハイマー型認知症との合併も多く区別が困難なことが多い. 血管性認知症では障害される血管により, 症状, 経過が多様であるが, 前頭葉-基底核神経回路の障害に基づく実行機能障害, 注意障害, アパシーを含む情動障害などが特徴的である. 脳血管障害に伴う認知機能障害を予防するためには, 薬物治療を含む生活習慣病に対する対策が必要である. さらに脳ドックにおいて無症候性脳梗塞のチェックや認知機能検査を行うことも勧められる. 「はじめに」アンチエイジングをめざす予防医学を確立するためには老化に伴う生体の構造的, 機能的変化の過程を十分に理解することが重要である. 老化は加齢とともに生ずる生理的および病的な変化を指すが, 生理的な老化と病的な老化を区別することは必ずしも容易ではない. このことは脳の老化による認知機能低下に関しても同様である.

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