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IC Case Study

②日常生活上の注意点やMGに使用しないほうが良い薬はありますか?

鵜沢顕之

MG Frontier No.1, 28-29, 2019

重症筋無力症(myasthenia gravis:MG)は神経筋接合部の運動終板に存在する蛋白に対する自己抗体が産生される自己免疫疾患である1)。約80%のMG症例で抗アセチルコリン受容体(acetylcholine receptor:AChR)抗体が検出され1),約5%のMG症例では抗muscle–specific tyrosine kinase(MuSK)抗体が検出される。これら自己抗体の存在により神経筋伝導が妨げられることで,臨床的に易疲労性や日内変動を伴う全身の筋力低下を呈し,眼瞼下垂,複視,構音障害,嚥下障害,四肢・頸部の筋力低下,呼吸障害などの症状を呈する。本稿では,MG患者さんが日常生活上で注意したほうが良い点や,使用を避けたほうが良い薬について概説する。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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