2018年度診療報酬改訂でオンライン診療にかかわる診療報酬が新設されたことにより,服薬指導の分野でもオンライン化の動きが拡がりつつある.「診療・服薬指導・薬の配送」を一気通貫により行うことができれば,患者・薬剤師ともに移動に関する負担などが減少する.
ここでは,現状の課題と普及における問題点に触れ,すでに行われているオンライン服薬指導の実証実験の現状を踏まえ,今後規制緩和がもたらすさまざまなメリットについて述べた後,オンライン上で完結する新しい「医療のカタチ」を提供できる可能性があることを提案したい.
「KEY WORDS」オンライン診療,移動の効率化,働き方改革,電子処方箋,実証実験
ここでは,現状の課題と普及における問題点に触れ,すでに行われているオンライン服薬指導の実証実験の現状を踏まえ,今後規制緩和がもたらすさまざまなメリットについて述べた後,オンライン上で完結する新しい「医療のカタチ」を提供できる可能性があることを提案したい.
「KEY WORDS」オンライン診療,移動の効率化,働き方改革,電子処方箋,実証実験