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特集 IoMTのUP-TO-DATE

7.スマートフォンアプリによる自律神経測定とデータ活用の方向性

若林尚文

Journal of Internet of Medical Things Vol.2 No.1, 34-37, 2019

スマートフォンを利用して心拍変動を計測し,ストレスを測るというコンセプトのアプリを開発し,これまで提供してきた.計測にはウェアラブル機器のような追加のデバイスを必要としないため,今では広く普及したスマートフォンというプラットフォームの長所を活かすことができ,これまで200万人以上に利用され,基礎的なデータやノウハウの蓄積には成功した一方で,多様なデバイスへの対応に迫られるという問題点や,データ活用に向けた課題点も見えてきた.今後は特に企業の働き方改革・生産性向上の取り組みにフォーカスし,データ収集と活用に関するフィールドテストを重ねていく計画である.
「KEY WORDS」自律神経,心拍変動,スマートフォン,ストレス,生産性

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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