2018年度の診療報酬改定でオンライン診療料が明確化され,遠隔医療分野が盛り上がっている.また,遠隔医療のひとつである遠隔画像診断は,以前から保険診療において医師対医師で行われてきたが,最近はそこに人工知能(AI)による診断(補助)が入り込むチャンスをうかがっている.
本稿では,眼底写真を例とした場合の,遠隔医療の形態について述べるとともに,人工知能を用いた眼底写真診断の試みについて触れる.また,最後に,こういった取り組みの基盤となる取り組みとして,日本眼科学会の構築するナショナルデータベースについても言及する.
「KEY WORDS」遠隔医療,オンライン診療,眼底写真,日本眼科学会,人工知能
本稿では,眼底写真を例とした場合の,遠隔医療の形態について述べるとともに,人工知能を用いた眼底写真診断の試みについて触れる.また,最後に,こういった取り組みの基盤となる取り組みとして,日本眼科学会の構築するナショナルデータベースについても言及する.
「KEY WORDS」遠隔医療,オンライン診療,眼底写真,日本眼科学会,人工知能