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Prostate Cancer Forefront 前立腺癌最新治療の現場から

前立腺癌に対する重粒子線治療

河村英将

ESPOIR Vol.2 No.1, 33-38, 2019

2018年4月から,限局性および局所進行性で転移のない前立腺癌に対して重粒子線治療が保険適用となった。重粒子線治療はX線治療に比べて線量の集中性に優れ,またDNA2本鎖を切断し生物学的効果が高いため,放射線が効きにくい癌にも効果を示す。生存率や無再発率は高く,また前立腺癌に対する放射線治療で問題となる直腸出血も少ないことが報告されている。
今回は,3,000例以上(うち前立腺癌では1,800例以上)の重粒子線治療の経験をもつ群馬大学で実際に治療を実践されている群馬大学大学院医学系研究科腫瘍放射線学の河村英将先生に,重粒子線治療の特徴,導入の経緯や前立腺癌に対する治療成績をご紹介いただいた。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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