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SPECIAL ARTICLE(がん免疫療法 Cancer Immunotherapy)
CAR-T細胞療法の現状

掲載誌
がん免疫療法 Cancer Immunotherapy Vol.3 No.2 20-22, 2019
著者名
保仙直毅
記事体裁
抄録
疾患領域
アレルギー・免疫 / 癌
診療科目
腫瘍内科
媒体
がん免疫療法 Cancer Immunotherapy

抗PD-1抗体などの免疫チェックポイント阻害剤(immune checkpoint inhibitor:ICI)によりブレーキを解除されたがん特異的T細胞は見事にがんを攻撃することが示された.このことは,ひとたびT細胞ががんを異物と認識すればそれを排除する能力はすさまじいものであることを明確に示している.一方,そのようながん特異的T細胞の多くが認識しているのは,遺伝子変異に伴って生じるネオアンチゲンであるため,ICIによる免疫療法の高い効果が期待されるのは,メラノーマや一部の肺癌など遺伝子変異の多いがんである.血液がんのように比較的遺伝子変異の少ないがんを自己の免疫系により攻撃させるためには,T細胞にうまくがん細胞を異物として認識させるための戦略が必要である.がんをT細胞に異物として認識させ排除させる方法としてモノクローナル抗体薬を用いた治療がすでに広く臨床応用されている.そこで,モノクローナル抗体の抗原認識部位を利用してT細胞にがん細胞を異物としてうまく認識させようというのがキメラ抗原受容体(chimericantigen receptor:CAR)のアイデアである.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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