「肝斑に対するレーザー治療は禁忌」という考え方から,低フルエンス(出力)照射という方法が登場して13年が経過し,内服・外用治療のみで停滞していた肝斑治療のセカンドステップとして浸透しつつある.しかし,そのエビデンスは確立しておらず,2015年,日本形成外科学会発刊の『形成外科診療ガイドラインⅠ』1)では,エビデンスレベルはC1(根拠はないが,行うよう勧められる),また,令和元年度厚生労働科学特別研究事業で作成した『美容医療診療指針』2)では,推奨度2(条件によっては,行うことを弱く提案する)であった(BellaPelle 2021年2月号参照).
美容皮膚科に必要な外科的Option & Technique
第18回 難治性肝斑:laser toning後の次のステップ
掲載誌
Bella Pelle
Vol.6 No.2 50-52,
2021
著者名
山下理絵
記事体裁
連載
/
抄録
疾患領域
皮膚疾患
診療科目
形成外科
/
皮膚科
媒体
Bella Pelle
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。