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【特集 血管】
Feature Articles 特集論文 4.下肢静脈瘤

掲載誌
Bella Pelle Vol.5 No.4 28-31, 2020
著者名
出月健夫
記事体裁
特集 / 抄録
疾患領域
皮膚疾患
診療科目
形成外科 / 皮膚科
媒体
Bella Pelle

下肢静脈瘤はありふれた疾患である.専門医でなくても患者から,「このままにしておいて大丈夫ですか」と聞かれることはある.では,どのようなときに治療をはじめたらよいのだろうか.答えは,似た症状でも積極的に治療をしたいかは人によって異なる.「良性疾患なので患者さんとよく相談して」となるように思う.そのために医療者側は病態と治療によく精通しておく必要があるだろう.症状がごく軽くても,女性でスカートから足が出せなくて悩んでいるような症例では硬化療法で軽快すれば喜ばれ,足の重怠さや浮腫のある患者では,外科的治療を行えば直後から楽になる症例も多い.調理師など長時間の立ち仕事に従事する者では,長年,下肢静脈瘤により生じるうっ滞性皮膚炎や皮膚潰瘍に悩まされているケースもあり,この場合は積極的に治療介入する必要がある.外科的治療は血管内焼灼術が標準治療となり,ストリッピング術に比較し侵襲が低くなり日帰り手術も可能になった.一方,治療の必要のない患者にも血管内焼灼術が行われている例があるとして,日本静脈学会から警鐘が鳴らされている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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