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BP-Square 対談

紫外線の皮膚に対する影響とその防御

宮地良樹古川福実

Bella Pelle Vol.1 No.1, 47-50, 2016

最近,紫外線による「光老化」が,健康上の重要なテーマとして注目されている.紫外線の過度な回避はビタミンD合成に支障をきたす可能性があるものの,紫外線がシミ,シワをはじめ,日光角化症,あるいは皮膚がんなどを引き起こす以上,紫外線から積極的に皮膚を守る生活習慣を身につける必要がある.この分野に造詣が深い宮地良樹先生と古川福実先生のお二人に,紫外線の皮膚に対する影響とその防御方法としてのサンスクリーン剤の効果的な使用法を中心にディスカッションしていただいた.
「生理的老化とは質的に違う「光老化」」
宮地:本日は紫外線の皮膚への影響とその防御について,古川福実先生にお話をうかがいます.かつては,日に焼けた肌が健康的とされる時代がありましたが,次第に紫外線の害が明らかになってきました.紫外線にはビタミンD合成作用があるとはいえ,そのために日光を浴びる時間はごく短い時間で十分で,むしろ紫外線には,シミ,シワをはじめとするいわゆる「光老化」,「日光角化症」,「皮膚がん」,一部の人には光線過敏症が起こるなど,皮膚に対する悪影響のほうが指摘されています.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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