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Lecture in Illustration

外科領域のDIC

尾原秀明北川雄光

Coagulation & Inflammation Vol.2 No.1, 18-19, 2016

「はじめに」播種性血管内凝固症候群(disseminated intravascular coagulation:DIC)は、種々の基礎疾患の存在下に、全身性かつ持続性に血管内で血液凝固機序が著しく活性化され、全身の血管、特に微小血管内に微小血栓が多発する症候群である。外科領域DICでは、治療における手術侵襲が加わる分、病態が修飾され特殊であることを理解する必要がある。
「外科領域DICの特徴と特殊性」外科領域DICの特徴は、侵襲的治療が必要である消化管穿孔性腹膜炎や急性閉塞性化膿性胆管炎などの腹部救急疾患を基礎疾患としてDICを発症するもの、あるいは手術周術期の肺炎や腹腔内膿瘍などの感染症でもDICを発症する。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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