<< 一覧に戻る

海外文献紹介 臨床

間質性肺疾患による肺高血圧症における吸入トレプロスチニル療法

坂巻文雄

Pulmonary Hypertension Update Vol.7 No.2, 68-69, 2021

間質性肺疾患(ILD)患者の86%に肺高血圧症(PH)が合併し,QOL低下や早期死亡に結びつく。根拠のある治療法は見出されていない。肺動脈性肺高血圧症(PAH)に有効とされる肺血管拡張薬の第3群PHへの使用は有効と無効の評価が混在している。プロスタサイクリン誘導体であるトレプロスチニルは血管拡張作用と血小板凝集抑制作用を有する。前駆的研究では吸入トレプロスチニルは第3群PHの血行動態と運動耐容能を改善させた。本試験の目的はILDによるPHにおける吸入トレプロスチニルの安全性と有効性を評価することである。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る