Theme 難治性肺高血圧症診療の経験から学ぶ Round Table Discussion
難治性肺高血圧症診療の経験から学ぶ
掲載誌
Pulmonary Hypertension Update
Vol.3 No.2 14-24,
2017
著者名
佐藤 徹
/
桑名 正隆
/
田邉信宏
/
波多野将
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
/
高血圧
診療科目
循環器内科
媒体
Pulmonary Hypertension Update
肺高血圧症(PH),特に肺動脈性肺高血圧症(PAH)の薬物療法においては過去20年の間に大きなブレークスルーがあり,その予後は著明に改善した。しかし依然として難治性症例は存在しており,その診療経験から学ぶべきことは多い。本座談会では現在においても難治性と考えられる病態について概説し,次いでどのような治療が現在行われているのか,またどのような治療が今後必要か,特発性/遺伝性PAH(I/H-PAH),結合組織病に伴うPAH(CTD-PAH),呼吸器疾患/低酸素血症に伴うPH(第3群),慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)についてディスカッションいただいた。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。