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Psychiatric Lecture

病態 双極性障害における睡眠・覚醒リズム障害

高江洲義和

精神科臨床 Legato Vol.7 No.3, 22-26, 2021

双極性障害には睡眠・覚醒リズム障害の併存が多いことが知られており,近年,双極性障害の病態に概日リズム障害が密接に関連していることが示されている。睡眠・覚醒リズム障害がうつ病と双極性障害の鑑別診断の糸口となり得ることが報告されており,睡眠・覚醒リズム障害に焦点をあてた時間生物学的治療の双極性障害に対する有用性も示唆されている。
「KEY WORDS」双極性障害,うつ病,睡眠・覚醒リズム,概日リズム睡眠・覚醒障害

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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