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Psychiatry Forum

明らかな生物学的特徴を伴う統合失調症を足掛かりにして

藤井久彌子

精神科臨床 Legato Vol.7 No.2, 32-34, 2021

統合失調症を「症候群」として捉える考え方がある。もしそうであるなら,いくつかの生物学的特徴を伴う症例を足掛かりに,統合失調症の「ある一群」の病因に近づけないだろうかと考えている。その生物学的特徴を伴うものの1つが,今回,記載する成人型ニーマンピック病C型であり,それはある症例との出会いから始まった研究である。
「KEY WORDS」成人型ニーマンピック病C型,統合失調症,ジストニア,スフィンゴ脂質

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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