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Conference Report

第115回 日本精神神経学会学術総会

北村秀明

精神科臨床 Legato Vol.5 No.3, 56-58, 2019

新潟では63年ぶり3回目となる第115回日本精神神経学会学術総会「―ときをこえてはばたけ― 人・こころ・脳をつなぐ精神医学」は,新潟大学大学院医歯学総合研究科精神医学分野 染矢俊幸教授を会長に盛会のうちに終わりました。開催前々日の6月18日の夜に山形県沖を震源として発生した地震の影響で,1,000名ほどの参加者の減少があったと聞いていますが,6,000名を超える精神医学・医療・保健の専門家が一堂に会し,地方都市での開催としては最大規模の学術総会となりました。過去2回の新潟での学術総会について,私は全く知りませんでしたが,会長の染矢教授によりますと,「1935年の第34回総会(初めての新潟開催)は“新潟革命”とも呼ばれ,学会名が日本神経学会から日本精神神経学会に,機関誌も『神経学雑誌』から『精神神経学雑誌』に改められ,これを機に本学会は日本の精神医学を牽引するプロパーの学会としての旗幟を鮮明にした」とのことです。さらに,「本学会の現在の英文機関誌『Psychiatry and Clinical Neurosciences』の前身である本邦初の欧文精神神経学雑誌『Folia Psychiatrica et Neurologica Japonica』の1933年の創刊にも深く関わり,本学会が掲げる学会の国際化に大きな一歩が踏み出された時期」とも聞いています。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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