―まずは,新井先生が精神科医を目指されたきっかけを教えてください。
私は茨城県のひたちなか市(旧・勝田市)で生まれ育ち,1984年に筑波大学医学部に進学しました。精神科医になる道を選んだ理由としては,幼少期の経験が多少なりとも影響していたと思います。
1つは,今なら認知症性の疾患を疑ったと思いますが,祖母が精神的にバランスを崩した時期があり,それが強く記憶に残ったことがあります。また,本を読むのが好きで,精神科医が書いた本もよく読むなかで「精神科医になれば自分もいつか本を書けるかも」と考えたこともきっかけとなったかもしれません。
私は茨城県のひたちなか市(旧・勝田市)で生まれ育ち,1984年に筑波大学医学部に進学しました。精神科医になる道を選んだ理由としては,幼少期の経験が多少なりとも影響していたと思います。
1つは,今なら認知症性の疾患を疑ったと思いますが,祖母が精神的にバランスを崩した時期があり,それが強く記憶に残ったことがあります。また,本を読むのが好きで,精神科医が書いた本もよく読むなかで「精神科医になれば自分もいつか本を書けるかも」と考えたこともきっかけとなったかもしれません。