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Doctor Interview(精神科臨床 Legato)

さまざまな患者さんに対応するために多様性を伸ばす教育を

山田了士

精神科臨床 Legato Vol.2 No.2, 38-41, 2016

「神経生理学的研究からリエゾン精神医学へ」
―先生はなぜ精神科をご専門に選ばれたのでしょうか。
脳と心の結びつきに興味があったからです。当時は,伝統的なドイツの神経精神医学に基づき,精神科と神経内科を兼ねて精神神経科としている大学がほとんどで,私は神経系の働きを勉強したいと考えて岡山大学病院精神神経医学教室に入局しました。その頃は精神科に専門医の資格はなく,先輩方の多くが神経内科専門医の資格を取得していましたので,私も神経内科専門医の資格をとって地域医療に貢献したいという思いがありました。臨床研修を行った広島市民病院では多くの神経内科疾患症例を経験しましたが,当時は統合失調症の患者さんの隣にパーキンソン病の患者さんが入院しているのは当たり前の光景で,精神科と神経内科を区別せずに診ることに違和感を持ったことはありませんでした。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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