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Doctor & Patient Communication

職場関係者への対応

森崎美奈子

精神科臨床 Legato Vol.2 No.2, 36-37, 2016

「「被害妄想」と思われる言動が見られる部下の対応に苦慮し,相談室を訪れた上司の場合」
鈴木さん(仮名)は,開発部門の課長。数ヵ月前,部下の山田君(仮名,26歳,入社4年,男性,独身,技術職,大卒)が,「誰かに机の中の書類を見られている」と訴えてきたので,「気のせいではないか」と聞き流していた。ところが最近,「どうも,休日にパソコンを覗かれているようだ……,メールを見られているようだ」と訴えてきた。山田君は,人付き合いは得意ではないが,まじめで,仕事熱心,勤務態度には全く問題は見られず,業務もきちんとこなしている。仲間同士でのトラブルもない。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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