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座談会(Round Table Discussion)

DSM-5─統合失調症を中心に─

村井俊哉深尾憲二朗須賀英道野間俊一

精神科臨床 Legato Vol.1 No.3, 4-11, 2015

米国精神医学会によるDSM-5が前版のDSM-Ⅳ-TRから13年の時を経て,2013年に発表された。今回の改訂では,自閉スペクトラム症の新設や双極性障害の独立が注目を集めたほか,統合失調症においても亜型分類の廃止やシュナイダーの一級症状の消滅など数々の変更がなされている。そこで,DSM-5の日本語版訳者である村井先生ご司会のもと,エキスパートの先生方にお集まりいただき,臨床の現場にも浸透しつつあるDSM-5について,統合失調症の話題を中心にご討議いただいた。
「DSM-5発表から2年が経過して」
村井:「精神疾患の診断・統計マニュアル 第5版(DSM-5)」が2013年5月に発表され,わが国では2014年6月に日本語版1)が発行されました。発表から2年が経過し,臨床においてDSM-5を導入される先生方も徐々に増えてきたことと思われます。まずは,先生方が臨床でDSM-5をどの程度活用されているのかという現状についてお聞かせください。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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