<< 一覧に戻る

Psychiatric Lecture―治療と薬剤の適正使用―

抗精神病薬の財形による使い分け

押淵英弘石郷岡純

精神科臨床 Legato Vol.1 No.1, 14-17, 2015

抗精神病薬の剤形はさまざまな種類が出現したが,使用方法は必ずしも単純ではない。剤形による利点・欠点,個々の患者の固有性(病態と治療環境)が剤形の選択に影響する。オーダーメイド治療やshared decision making(SDM)がアドヒアランスの向上には必要である。これらは,さまざまな剤形の開発によって理想ではなく実臨床においてのスタンダードとなりつつある。
「はじめに」抗精神病薬の剤形は現在までにさまざまな種類があり,今後もその数は増加していくと予想されるが,使用方法は必ずしも単純・明確ではない。剤形により利点・欠点が存在するだけでなく,個々の患者の固有性が治療に影響するためである。たとえば,「急性期やアドヒアランスが悪い場合は非経口薬」というような単なる線引きではなく,患者の病状に合わせた,いわゆる「オーダーメイド治療」が必要となってくる。
「Key Word」抗精神病薬,剤形,Shared decision making,アドヒアランス

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る