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座談会(Round Table Discussion)

大腸癌薬物療法関連バイオマーカー研究の進歩と臨床応用

兵頭一之介市川度山﨑健太郎北野滋久

大腸がんperspective Vol.4 No.3, 10-18, 2019

次世代シーケンサー(NGS)による網羅的な遺伝子解析が,がんの成因や病態に関する知識を飛躍的に増加させ,それと相まって標的分子に対する薬剤開発が臨床成績を改善した。最近では抗CTLA-4抗体や抗PD-1抗体などの免疫チェックポイント阻害薬の登場により,がん免疫が脚光を浴び,さまざまな薬剤開発とともに精力的にがん免疫寛容(逃避機構)に関する研究が進められている。Precision medicine時代に突入した今,大腸癌の領域でも薬剤選択や予後予測・効果予測に用いられるバイオマーカーの研究が進んでいる。本座談会ではこれら研究の全体像を整理し,バイオマーカーの意義とこれからの展望について議論いただいた。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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