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大腸癌の内視鏡Up-to-date

大腸ESD専用ナイフの特徴と使い分け

永田信二

大腸がんperspective Vol.4 No.2, 54-58, 2019

早期消化管腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剝離術(endoscopic submucosal dissection;ESD)の開発によりこれまで一括摘除困難であった大きな病変,線維化を伴った病変,部位困難な病変などに対しても確実に切除できるようになってきた。消化管内視鏡分野において画期的な治療法である。大腸ESDは胃ESD,食道ESDに続いて2012年4月に保険収載され現在では全国各施設で実施されている。しかし,大腸ESDは胃ESD,食道ESDと比べて内視鏡の操作性不良,ヒダにまたがる病変,対峙する病変など治療困難症例ではまだまだ難易度の高い内視鏡手技である1)-5)
本稿では現在数多く市販されている大腸ESD専用ナイフの特徴と使い分けに関して当院での使用経験に基づいて解説する。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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